
日曜日:午前10時〜午後4時30分
宿泊:概ね1泊2日(土、日曜日)
2)コースの内容
・本科コース
約4か月間の期間を通じて、講義、討議、実習、グループ活動を行い、青少年活動の理論や技術の基礎を身につける。また、併せて指導者としての心構えも、その中で学習する。他に専科コースから1科目選択、公開講座必修。
・専科コース
平日1〜2日の講義と、1〜2泊もしくは日曜日の実習などを通じて、比較的短い期間に、青少年活動の具体的展開に役立つ特定科目の技法を中心に、理論も併せて学習する。コース編成は、できるだけバリエーションを豊かにし、幅広い受講生のニーズに応えている。
・プログラムスキル
地域の人が身近にかつ気軽に受講できるように、区民センターなどを会場に、体験を中心とした特定科目の技法を学習する。大阪市24区を半分(12区)に分けて、隔年ごとに全区を回る。参加者は青少年指導員や子ども会指導者など。
・公開講座
国際理解、環境、高齢化、不登校の問題など、広く各コースに共通するテーマを取り上げ、前・後期2回ずつ講座を実施し、一般にも公開する。
B. 青少年活動リーダーバンク
リーダースクール本科修了生を対象に、指導者登録を行い、各種の青少年団体・グループ及び本市青少年活動事業等の指導要請に応じて、速やかに適切な指導者を派遣するとともに、定
例会活動や、レクリエーションソングなどの研修サークル活動などにより、研修を継続し、指導者としての資質の向上を図っている。
<7年度実績>・登録者数868人・派遣延べ件数317件・派遣延べ人数1,657人
主な派遣先は、地域子ども会活動、校庭キャンプ、保育所、世代間交流事業ふれあい広場、大阪市子どもカーニバル等で、指導依頼の内容、レクリエーションなどのプログラム指導や、パネルシアターなどの講習会講師など。
■今後にむけて
開設以来20年の青少年活動リーダースクール。その中から、多くの青少年指導者が生まれ、青少年活動の推進力になっている。この間、よりよいリーダースクールをめざし、受講者数や修了者数、社会情勢やニーズなどの変化に合わせて、スクールの体系を変更してきている。
今後も、関係機関、青少年団体、施設等との連携をさらに強め、地域における青少年活動の実態を踏まえ、高齢者・女性・PTAなどの各種指導者養成事業との調整も図りながら、時代のニーズにあった青少年指導者の養成をめざして、研修体系・内容の充実、開催時間・場所等の参加しやすい条件づくりや、リーダーバンクの活用を一層図っていき、大阪市の青少年活動の活性化に努めていきたい。
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